【重要】鳥の巣の対応に関する法的制約について

いつもCOSOJIをご利用いただき、誠にありがとうございます。

春から夏にかけての繁殖期には、建物の軒先や設備周辺などに鳥の巣が作られるケースが多く見られます。これに伴い、巣の撤去に関するご相談を多数いただいておりますが、「卵」や「ひな」がある鳥の巣は法律により保護されており、許可なく撤去することはできません

鳥獣保護管理法に基づく制約について

日本の「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」では、野鳥やその卵・ひな・巣をみだりに捕獲・損傷・移動・撤去することは原則として禁止されています(第8条)。

そのため、下記のような場合には撤去や干渉は法的にできません。

  • 巣の中に卵がある場合
  • ひなが育っている途中である場合
  • 親鳥が巣を使用している期間中

COSOJIの対応方針

COSOJIでは、法令を遵守し、下記の方針で対応いたします。

  • 卵やひなが確認されている巣の撤去作業は実施いたしません
  • 撤去が可能となる時期(親鳥などがすでに巣を放棄した場合)を現地にて確認いたします
  • 撤去が可能と判断された場合、その時点で撤去作業をご案内いたします

お客様へのお願い

鳥の巣を見つけた際の対応

  • 手を触れず、まずは写真と場所情報を添えてCOSOJIへご連絡ください
  • 撤去可能かどうかの判断は、現場状況や時期によって異なるため、弊社にて確認のうえご案内いたします

ご理解いただきたい点

  • 法的制約により、即座に撤去できない場合があることをご理解ください
  • 繫殖期間中(一般的に3月〜8月)は特に慎重な対応が必要です
  • 撤去時期については、現場確認後に個別にご案内いたします

COSOJIの取り組み

COSOJI株式会社では、法律を遵守しながら生物との共生を重視した建物管理サービスを提供しています。

鳥の巣対応に限らず、鳥獣保護管理法に該当する動物(例:コウモリ、タヌキ、ハクビシン等)に関する案件においても、同法を踏まえた適切な時期・手順での対応に努めております。

そのため、対応が致しかねる場合があることを予めご了承ください。

また、必要に応じて関係機関(自治体や専門機関等)との連携も視野に入れながら、適正な対応を行ってまいります。

ご質問・ご相談はCOSOJIまでお気軽にお問い合わせください。

※参考法令:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 第8条「鳥獣の捕獲等の禁止」

COSOJIについて

会社概要

  • 会社名:COSOJI株式会社
  • 代表者:富治林 希宇
  • 設立:2020年5月25日
  • 所在地:東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル1階
  • 事業内容:不動産・施設・店舗管理業界向けDXソリューションの開発・提供

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